2011年01月13日
本
やっぱり、じっくり読書するのは電車に限りますね。
大昔、電車通勤してた頃はひとりだと片道1時間どっぷり本の世界に浸ってました。
去年は全然本が読めなかったので、
今年こそはそんな時間もしっかり持ちたいものです。
そーいえばあの本も3冊買いっぱなしで・・・、結局年末に「貸して」と言われ母に先を越されました。
さて今年に入って読んだ本。
『夏の水の半魚人』
前田司郎:著
お母さんの初恋の魚から名付けられた「魚彦」が5年生の頃のお話。
足が不自由な親友や、仲間に打ち解けられない転校生の女の子、クラスの友達やその弟たちとの
日々を綴ったお話。
最近気になっている劇作家の前田司郎さんの一冊。
年末から立て続けにいろいろ読み漁ってます。
一番面白かったのは『逆に14歳』だったかな。
『パロール・ジュレと紙屑の都』
吉田篤弘:著
キノフという街で、
つぶやいた言葉が時々凍りついて結晶になるという不思議な現象を
調査するべく古書の紙面を渡り歩くフィッシュと呼ばれる諜報員、そのフィッシュを追う刑事、
言葉を溶かす解凍士などいろいろな人々の人間模様を描いたお話。
『それからはスープのことばかり考えて暮らした』が気に入っていたので選んでみた一冊ですが、
文体とか独特の世界観とかはらしくて好きなのですが、
なかなか世界に入り込めないまま読み終わってしまいました。
ということで、まだ「お気に入り」には出会えてません・・・。
Posted by ZAZIE at 07:06│Comments(0)
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